What's New
お知らせ

  • 40


2019/8/2

2019年度現場体験セミナー

【開催報告】
これがオフショアの安全訓練だ!
ヘリからの水中脱出、きみは崎山沖浮体式洋上風車へ辿り着けるか!?

OPITO認証HUET(ヘリコプター水中脱出訓練)コース受講と長崎県崎山沖浮体式洋上風力発電施設見学




日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアムでは、海洋開発人材の育成のため、海洋開発に関連する講義と現場視察を組み合わせたセミナー等を実施しています。 今回のセミナーは、海洋資源開発分野に特有の安全課題についての基礎を学んだ上で、洋上の石油・ガス施設等へのヘリコプターによる移動に必要となる特殊な安全訓練を受け、一定の緊急事態に対応する知識・スキルを取得するとともに、洋上風力発電施設の現場見学を通じて、今後世界で導入拡大が見込まれる洋上風力発電事業への理解を深めることを目的として開催しました。

【主催】
日本財団 オーシャンイノベーションコンソーシアム

【協力】
日本サバイバルトレーニングセンター
長崎県五島市

【実施期間】
2019年7月13日(土)-15日(月)

【開催場所】
1.OPITO認証HUET(ヘリコプター水中脱出訓練)コース:日本サバイバルトレーニングセンター(福岡県北九州市戸畑区銀座2-6- 27)
2.浮体式洋上風力発電施設見学:長崎県五島市

【OPITO認証HUETコースについて】
この訓練コースは 洋上の石油・ガス施設等にヘリコプターで移動する人を対象として、ヘリコプターによって洋上施設に行き来することになる人が、飛行前・飛行中に必要な特殊な訓練を受け、特に浸水したヘリコプターから脱出することに焦点を当てたヘリコプター緊急事態に対応する知識・スキルを身につけるためことを目的としています。
・ OPITO認証HUETコース修了証を取得できます(4年間有効)。
・ このコース修了者は洋上の石油・ガス施設等にヘリコプターでの移動が可能になります(全ての施設ではありません)。
OPITO認証HUETコース

【募集人数】
16名

【対象者】
海洋開発の分野において、将来活躍することを目指している方で、以下の条件を全て満たす方。
・本セミナー終了後、海洋開発分野において、活躍する意志および可能性がある方。
・所属大学の指導教員等からの承諾を受けられる方。
・応募時点で日本国内の大学・大学院に在籍している日本国籍の学生。
・応募時点で日本国内の大学・大学院に在籍している理工学系の学生(学部3年生~修士1年生)。



【プログラム】
7/12(金) ニッスイマリン会館宿泊
 ※原則として参加者全員、宿泊とします
 ※宿泊費:主催者が負担します
 ※チェックイン:午後3時から午後10時まで
 ※住所:北九州市戸畑区銀座2-6-40
 ※この日の夕食は各自で手配をお願いします
7/13(土) 1日目
8:00 日本サバイバルトレーニングセンターに集合(福岡県北九州市戸畑区銀座2-6- 27)
主催者挨拶
8:30~17:30頃 HUETコース受講
【重要!】
水中訓練中はコンタクトレンズは使えません。メガネで来るか、プールにコンタクトレンズケースと保存液を持参すること。


 ① イントロダクション
 ② 講義
   a.ヘリコプターでの移動
   b.ヘリコプターにおける緊急事態と危険性
   c.ヘリコプターからの脱出
   d.非常用呼吸具(EBS)
 ③ 実技:ヘリコプターでの緊急事態(実技イメージ
 ④まとめ、OPITO認証HUETコース修了証授与

日本サバイバルトレーニングセンターの紹介と研修の様子
18:30頃 戸畑から博多へ移動(電車)
適宜 「フェリー太古」乗船まで自由時間
 ※博多港博多ふ頭 第2ターミナルへは各自移動
 ※博多ふ頭 第2ターミナルへのアクセス
 ※夕食は各自手配
21:45-23:30 博多ふ頭 第2ターミナルにて野母商船フェリー太古に乗船
23:45-翌8:15 博多港 →福江港 へ移動
 ※翌7月14日の朝食は各自手配
 
7/14(日) 2日目※朝食は出ません
午前中 講義①:洋上風力発電について
●洋上風力発電とは
●先行する欧州の状況は?
●日本の展望や課題は?

講義②:世界の再生可能エネルギーついて
●欧州における再生可能エネルギー利用の実情は?
●2050年までの世界のエネルギー構造変化は?
講 師:長崎大学 海洋未来イノベーション機構
    コーディネーター 織田 洋一 様

講義③:浮体式洋上風車見学に際しての心得(仮)
講 師:戸田建設株式会社
戦略事業推進室 エネルギー事業部 副事業部長 佐藤 郁 様
戦略事業推進室 エネルギー事業部 開発設計部 設計課 中川 将孝 様  
  
12:30-13:30 昼食 漁師食堂 五島灘 (地元の魚がメインのビュッフェ)
午後 洋上風車見学(海上タクシー) 解説:戸田建設株式会社

講義④:海中ロボットと洋上風力発電
講 師:東京大学名誉教授 浦 環 先生

・振り返り、意見交換
・16:30 頃 宿泊先(民泊予定)へ移動
 
7/15(月・祝) 3日目
午前中 ・早朝:漁業体験または釣り(朝食)

・企業訪問(予定)
・履修証明書授与
・福江にて解散 (福江港から長崎港・佐世保港・博多港への乗船券は主催者が用意します)


【参加学生の体験談】

1飯倉 響(横浜国立大学 学部4年)
 今回の現場体験セミナーでは大学の講義や研究室などでは学ぶことのできない内容が多くありました。
その中でも印象に残ったのは次の2点です。
・OPITO認証HUETコース
海洋開発分野において、洋上の現場へ行く際に必要となる安全課題。特にヘリコプターでの移動は常に事故の危険性に注意しなければなりません。その基礎知識や実際の事故の映像などを座学で学んだうえで訓練を行うということで、当初は慌てず冷静に手順を踏めるのか心配ではありましたが、指導員の方々の丁寧な説明と指導のおかげもあり、滞りなく訓練を終えることができました。水中で転覆した際の脱出というのは、一度目は少し動揺しましたが二度目からはいい意味で慣れることができ落ち着いて行動することができました。 実際に事故に遭遇してしまったときに何をすべきか知っているだけでもできることは変わってくるのではないかと思います。
・民泊・漁業体験
洋上風車「はえんかぜ」の見学の後、福江島の漁師さんの民泊にてお世話になりました。ここで頂いた太刀魚やカツオの刺身は普段スーパーなどで買える海鮮とは別の食材と感じるほど新鮮でした。民泊の方々とお話をさせて頂いた際に、風車のことをどのように思っているのかという話題になりました。そこでは漁師にもいろいろな考えの人がいるが、私は良いとは思っていないという内容でした。
 そういった話を聞いたうえで洋上風車の必要性や現地の人達への影響について、今一度慎重に、真剣に考える必要があると感じました。決して、現場を見ずに決めるようなことではないのだと思います。 このように考えるきっかけとなったのも、今回の現場見学がなければ訪れなかったと思います。
 今回このような貴重な経験をさせて頂くにあたり、関わってくださった皆様に感謝申し上げます。
2井上 知哉(大阪大学 修士1年)
 このセミナーでは,今までに体験できなかったようなプログラムがたくさん組み込まれており非常に有意義な3日間でした。私は現在、洋上風力発電に関する研究を行っておりますが、その実物を未だに見たことがありませんでした。今回の見学を通して、浮体のサイズ、ロータの回転、風抗力による浮体の傾きなど、今まで数値上でしか見られなかったものを実現象に結び付けることができました。また、民泊体験を通して離島での人々の生活の様子、地域住民と洋上風力発電との関わりなど実際に足を運んでみないと分からないような事実を知ることができました。
 このセミナーを通して私が特に印象に残ったのはヘリコプターからの脱出訓練です。安全に脱出するためには脱出の直前までシートベルトで体を拘束し、準備が完全に整ってから拘束を解除することを教わりました。この順序が意外でありましたが、この順序を守ることの必要性を実際に身をもって体感しました。安全を確保するためには周りの状況が落ち着くまで安全な場所に避難したい気持ちを抑え、焦っていつもと違う行動を起こさないことが大切であることを悟りました。 また、水中で呼吸を確保するためにEBSという用具を初めて装着しましたが慣れるまでが大変でした。訓練の序盤は思うように呼吸ができず息が苦しい状況が続きました。徐々に浸水していく機体に対して適切な脱出のタイミングがわからず、さらには水中では満足に体を動かすことができないため、これらの未体験な要素が私の不安を駆り立てました。この状況では私は目の前のタスクをこなすことに必死で、それ以外のことを考える余裕はありませんでした。しかし、中盤以降は慣れてきたので目の前のタスクだけでなく、講義で注意された細かいポイントなどにも気づく余裕が生まれ序盤よりは比較的楽にこなすことができたと思います。そして、この気持ちの余裕が生存率に大きく関わるものと感じました。トラブルが起こった際に、いきなり最善の策を打つことはできません。脱出訓練前と訓練後の私の知見を比較すると、明らかな差があります。リスクに対してあらゆる可能性を想定し、それの回避のために適切な行動をとることができるかどうかは普段からの備えに大きく左右されると感じました。今後の人生においても何かしらのリスクを伴う経験はすると思うので、こんな大きな事故は起こらないだろうという慢心を持たず100%とはいかなくとも最大限に身の安全を確保できる対策を事前に講じていきたいと思います。
3井上 桃伽(筑波大学 修士1年)
今回のセミナーで体験したのは、主に以下の5項目です。
1. HUETコース:サバイバルトレーニング
 実際に洋上施設向かうとき、様々な危険が伴います。HUETコースでは、ヘリコプターが転覆したときにどのように脱出するかを学び、体験することができました。 プールを使ってEBSという呼吸器具なしでヘリコプターが転覆してしまうパターンでトレーニングしたとき、鼻に水が入って痛い上に視界もわからず方向感覚もなくなってしまったので、恐怖を感じました。 訓練だから安全が確保されているとわかっていましたが、実際に事故に遭うことを想像すると身の毛がよだつ体験でした。私自身は現場での技術者というより、研究者になることを希望していますが、業界の一員としてこの怖さを体験し、知ることができたのは、非常に意義深いことでした。
2. 織田先生の講義:洋上風力発電
 日本の洋上風力発電の状況を、制度や統計を踏まえた上で分かりやすく説明してくださり、大変勉強になりました。技術的な課題だけではなく、制度の問題や、産学官民の連携の必要性、地元の住民との合意形成についてなど、幅広く講義していただきました。日本の縦割りのシステムに縛られることなく、業界を超えた議論・合意形成を進めていく必要があると感じました。
3. 戸田建設社員の講義:五島の施設や心得
 実際に五島に浮体式の洋上風力発電施設を作るまでの経緯、過程、そして「会社」としての心得や理念などを教えていただき、織田先生の講義とはまた異なる視点からの意見を知ることができ、興味深かったです。  メインの講義をご担当された中川様は私達のOBで、以前このセミナーを受けた方だったので驚きました。  「ビジネス」としての洋上風力発電という視点で、産業界で生き残るためにはやはりコストや継続性、利益性も必要だというのは尤もだと思い、大学の中だけでは情報収集が難しいような、社員の声を聞くことができて貴重な経験になりました。
4. 民泊、漁業体験
 漁業体験はあまりしたことがなかったのですが、心から楽しみました。地元の方とも交流できて、五島の自然、歴史、観光地、漁業産業などについて、実際に住んでいる方から学ぶことができ、とてもいい経験になりました。立場関係なく、人間的な交流や信頼関係の構築を踏まえた上で開発を進めていくことの重要性を学びました。
5. 浦先生の講義
 水中ロボットは私の専門ではないのでもともと知識が少なかったのですが、海の中の様子を知るには、適切な性能を持った無人ロボットが必要だということがわかりました。関連分野として、もっと自分でも調べて知識を深めていきたいと思いました。
以上のように、多様性に富んだセッションを通じて、多くの学びを得ました。
 今回の経験を活かして、これからも研究に励んでいきたいと思います。
4宇都宮 一平(大阪大学 修士1年)
 「このセミナーは絶対行ったほうがいいよ!!」
今回の「日本財団海洋開発現場体験セミナー」の案内が研究室に届いた際に、昨年参加した先輩達が口を揃えてそう言っていました。そのあまりの熱量に興味を惹かれ、私も参加しようと決意しました。そしてあっという間に月日は流れ当日の朝となりました。
まずはOPITO認証HUETコース、所謂、ヘリからの脱出訓練です。これは正直事前に予想していた数倍ハードでした。呼吸具を着用して真っ直ぐ沈む程度だろうと思っていたら、呼吸具なしで尚且つ水中で半回転し、逆さまになった状態からの脱出などがあり、実技の説明を受けた時に、僕ら全員の表情が曇ったのはとても印象に残っています。実際に実技の前は不安でしたし、鼻やウエットスーツの中に水が入ったりもしましたが、 インストラクターの方の手厚いサポートやプログラムの参加者同士の励まし合いなどのおかげで楽しくやりきることが出来ました。非日常が感じられる刺激的な体験でした。
 2日目からは五島列島に移っての洋上風力発電についての学習でした。普段も大学で洋上風力発電について学ぶことはありますが、今まで私達が受けてきたのは、あくまで研究者としても目線からの講義でした。今回実際に浮体式洋上風力発電を建設された戸田建設さんから、エンジニアとしての苦労や工夫が聞けたり、実物をわずか数十メートルの位置から見学し、圧倒されたりと、今まで足りなかった側面からの学習ができたのはとても貴重な体験でした。 また、講義の中での「出来ない理由を上げれば沢山ある。そうじゃなくて、どうやったら出来るかを考えるんだ」という言葉はとても印象的でした。
 そして最後は民泊と漁業体験でした。受け入れ先のお宅では、とても暖かく親切にして頂き、さらには五島で取れた新鮮な刺身をはじめとした美味しいご飯を頂けて大満足でした。また、ここでは漁師さんから洋上風力発電を建てられる地域の住民としての話を聞くことが出来、この建てられる側の目線というのも決して忘れてはいけないなということを再認識しました。
ここに挙げたのは今回のセミナーのプログラムの一部ですが、本当に充実していたことが伝わると思います。来年きっと私も後輩に「このセミナーは絶対行ったほうがいいよ!!」と胸を張って勧めることでしょう。
最後に日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアムをはじめとし、関係者の皆様貴重な体験をさせて頂き、本当にありがとうございました。
5川瀬 智也(横浜国立大学 修士1年)
 前回の現場体験セミナーに引き続き、今回のセミナーにも参加させていただきました。
 今回の長崎現場体験セミナーに参加してもっとも考えさせられたのは、洋上風車に対する周辺住民の意見であったと思います。
僕たちのような、人間としてもエンジニアとしても未熟な人間はしばしば机上論だけで開発を考えてしまいます。設計をする際、十分な安全係数をかけた必要な強度を満たす、実験と仮説理論等から生息する生物への影響はない、など様々な条件を満たせば問題はないと考えてしまう。しかし冷静に立場を変えて考えてみれば、例えば漁師であれば漁場が狭くなるし、周辺住民であっても近辺にあれだけ巨大な風車があるだけでなにかがおきやしないかと不安に思うのは当然でした。
 これは洋上風車に限らない、どのような分野のエンジニアにも言えることだと思いますが、安全と安心は等価ではなく、理論で安全は得られても必ず安心が得られるわけではないという問題です。
そういった意味で、今回の現場体験セミナーは、洋上風車という分野に限らない、エンジニアとして必ず持つべき観点に気付かせてくれる素晴らしい経験をさせていただきました。
また講義では、それぞれの講師の方々からやはり洋上風車以外にも通じる興味深いお話をしていただきました。
 最後に、今回このような機会を与えてくださった関係者の皆様にお礼申し上げます。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
6木村 晃久(九州大学 学部4年)
 私が本セミナーに参加した理由としては、普段の大学生活では学べない着水したヘリコプターからの脱出訓練や浮体式洋上風車がある五島列島の現状を見学したいと思ったからです。海洋開発現場体験セミナーに参加させていただくのは2回目であり、前回とはまた違った研修内容でとても充実した3日間でした。
 1日目に行われたサバイバルトレーニングは、自身が思っていた以上にハードでした。実際に起こり得るエマージェンシーを何種類か想定して訓練しましたが、訓練前半の講義を聞いてヘリコプターの特性や非常時に起こりえる危険性を理解することと、訓練後半にヘリコプターの模型に搭乗し、実際に水中から脱出することは、容易でなく、かなり難しかったです。例えば、体験することで初めて、体にかかる水圧によってEBSを使った呼吸が難しくなることや、 ヘリが転覆することによって方向感覚が失われることを体で理解でき、講義の中で、事故を想定した訓練を受けた人と全く訓練を受けたことがない人では大幅に生存率が違うとおしゃっていたことが身をもって学べました。また、あらゆることを想定して落ち着いて物事を進めることの大切さもこの訓練から学べたと思います。将来、この経験を使用することがないように願っていますが、もしもの時は、この訓練を思い出し落ち着いて行動したいと思います。
 2日目以降は五島列島に移動し、浮体式風車の見学や再生可能エネルギーに関する講義を受けました。私の所属は資源開発で、普段は石油回収に関する研究を行っていますが、まったく違う専門の講義を聞くのは、自分自身の知識の領域が増えるようで大変興味深かったです。浮体式洋上風力発電が地域に与える影響については所説言われており、マイナスのイメージもある風力発電ですが、台風などの災害に強い面、音の静かさや、デザインの美しさなどを実際に見学し、また、漁師を営んでいる民泊先のご主人も風力発電には好印象をもっている話をきいて、私としてはかなりの好印象を受けました。今後も地域の方々が納得し、事業者と共生できるような発電を日本全国で広めていければよいと思います。
 最終日の早朝には人生初の漁業体験をさせていただきました。カツオのはえ縄釣りでカツオが釣れた時には言葉にできない感動があり、生きたカツオの重さや感触を鮮明に覚えています。将来、技術者としてこのような自然豊かな環境を保ちながら持続可能な開発を行いたいと思います。
 最後に、このような貴重な経験をさせていただいた日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアムの皆様をはじめ、関係者の皆様に深く感謝を申し上げたいです。ありがとうございました。
7黒川 洸(東京大学 修士1年)
 私は、現在潮流発電に関して研究をしています。そこで、海洋再生可能エネルギーの中で最も進んでいる洋上風力発電から何か私の研究に生かせるものが発見できるかもしれないと考え、今回のセミナーに参加させていただきました。
 実際に洋上風車がある現場に行くことで、話を聞くだけではわからないことを感じることができました。例えば、風車の大きさであったり、あんなにも大きな風車であるのに音は静かであるということだったり、風車がある場所の海域の状況を感じ、メンテナンスの大変さであったりを実感することができました。 特に印象に残っていることは、民泊先の漁師さんとの会話です。その方に洋上風車に関してどう思うかを聞いたところ、最初は良いとも悪いとも言えないということでしたが、いろいろ話していくうちに、洋上風車に関しては良い印象を持っていないということが分かりました。 仕方のないことなのかもしれませんが、今最も成功していると思っていた五島の洋上風車であっても、合意形成ができていない部分があるということに衝撃を受けました。このように漁師の方と話せて、反対の意見も聞くことができたというのはとても貴重な経験だったと感じています。 これからの私の潮流発電の研究にあたっても、漁業との協調が重要になってくると感じ、様々な人の声を聞き、考えることができる海洋開発の技術者になれなければならないと思いました。
 漁業体験に関しては、一匹も釣れなかったのは私だけでしょう(地球は釣れましたが)。また、釣りのリベンジをしに五島に行かなければと感じています。
 サバイバルトレーニングに関しては、沈没する怖さを、身をもって感じ、これからヘリコプターや飛行機や船に乗るときには、緊急事態に備える意識を持たなければならないということを考えるきっかけになりました。
 最後に、将来ともに海洋開発に関わるのであろう方々とつながりが出来たということは、自分に将来にとって、とても大きなものになるだろうと思います。ありがとうございました。
8柴田 涼平(九州大学 学部4年)
 今回、海洋開発現場体験セミナーに参加させていただき、海洋開発事業の知識を深めることが出来、この事業に対して興味が湧きました。
 初日に、日本サバイバルトレーニングセンターに集合し、HUETコースを受講しました。訓練前、インストラクターの方からの講義で、ヘリコプターが着地に失敗し、海にたたきつけられるように着水するという、実際に起きた事故の映像を見て、この後の脱出訓練に緊張感を抱きました。行った訓練の内容としては、シートベルトを着けた状態で水中に沈められ、その状態から窓を押し開けて、次にシートベルトを外し水面に向かうというものでした。この一見簡単に見える一連の作業が、 水中の中で呼吸が苦しく視界もぼやけた状態では、焦ってしまいなかなか上手くいかず、とても難しかったです。実際に緊急事態に直面した際には、落ち着いて行動することが生存につながると痛感しました。
 織田先生の講義では、洋上風力発電がいい漁礁になっていることや、日本になぜ太陽光発電が多いのかなど、再生可能エネルギーにまつわる面白いお話をたくさんお聞きできてとても勉強になりました。日本の洋上風力発電事業は欧州と比べるとまだまだで、これから発展させていくためには、今が頑張り時であるということを知り、今後の展開に胸を躍らせました。
 洋上風力発電所見学の前に、戸田建設の佐藤さんと中川さんから、洋上風力発電所が台風にも耐えている映像を見させていただき、実際の発電所がどのくらいの大きさなのだろうかと想像し、この後の見学が楽しみになりました。実際に間近で見学してみて、想像以上にプロペラが大きかったことに驚きました。プロペラが回る際に空気をぶんぶんと切る音がよく聞こえて、そのスケールの大きさに興奮しました。
 海中ロボットが、今後の海洋探査に大きな役割を持つであろうということを浦先生からお聞きし、海洋開発が改善していくべきことは多くあるのだと実感しました。この海中ロボットを製作する技術は日本がトップクラスであり、将来性も高いということなので、とても興味を持ちました。
 今回のセミナーで、海洋開発に従事している方々からのお話をお聞き出来たり、実際に見学することを通して、私も海洋開発に貢献できるような人材を目指したいと思いました。
 最後になりますが、このセミナーを設けてくださった関係者の皆様に感謝を申し上げたいく存じます。ありがとうございました。
9新谷 咲貴(神戸大学 修士1年)
 私は、今回のセミナーに参加するにあたり、サバイバルトレーニングを通して、ヘリコプターでの移動に関する知識を高め、緊急時に対して冷静な対応できるようになること、さらに、五島列島の福江島で洋上風力発電と自然とがどうよのように共存しているのか、を学ぶことを目的としていました。
 サバイバルトレーニングでは、講義の中で、実際の事故の映像を目の当たりにし、着陸直前での不時着には衝撃を受けました。このような事故や海面への不時着後の横転率の高さから、機体が着陸して安定するまで気を抜けないものだと実感しました。また、緊急時の対応や避難方法について、知らないことも多くあり、新たな学びがありました。実際の水中脱出訓練では、初めは、息が続くのだろうか、パニックにならないだろうかと不安でしたが、 事前にインストラクターの方から指示されたことを手順通りに行うことで、落ち着いて行うことができました。しっかりと、正しい知識を持ち、何をすべきか事前に知っていることが、冷静な行動に繋がると感じました。
 福江島では、初めての民宿体験でした。畑で作った野菜と獲れたての魚を使った料理は、新鮮で大変美味しかったです。生活している様子を見聞きすることで、自然と共存している生活というものを実感することができました。また、漁業に同行させて頂いた際に、洋上風力発電が見え、その近くにも漁船がいることがわかりました。
実際に、漁業の様子を見て、漁業者から意見を聞くことで、洋上風力発電と漁業の共存のためにはまだ、課題があると感じました。漁業者の方の洋上風力発電への理解度の向上や、洋上風力発電事業者と漁業者との話し合いによる漁業の実状の共有が必要ではないかと考えました。
 今回のセミナー全体を通して、サバイバルトレーニングや、講義や見学による洋上風力発電、海洋自動カメラを通して、知見が増えました。また、実際に洋上風力発電の建設した企業と漁業を行っている島民の方の両面からお話しを聞けたのは、今後の海洋開発を考える上でよい経験となりました。さらに、学生との交流の場も多くあり、同じ海洋開発に興味を持つ人達と繋がりを作る良い機会となりました。
10角 裕介(京都大学 修士1年)
 私は土木工学を専攻しており、海洋工学は馴染みのない分野でしたが、本セミナーに参加して洋上風力発電事業への興味関心が高まりました。どのプログラムも、内容が洗練されていて、それぞれのつながりが強く、非常に濃い3日間でした。
経済的な観点、工学的な観点から浮体式洋上風力発電事業の優位性や潜在性を学び、実際に洋上から風車を見学して維持管理の方法や課題、建設時の工夫や苦労を知り、さらに民泊先では漁師の方から貴重なお話や釣り体験を通して福江島での生活を体験することができました。
自然と共生しながら生活する人たちがいる一方で、自然エネルギーを活かした風力発電が行われており、非常に感銘を受けました。
特に浮体式洋上風力発電については、
① 海岸から遠く、騒音の心配がないこと
② 魚礁となりうること
③ 将来、撤去が可能であること
といった3つの点が最も印象に残っています。
今年の夏に参加するサマースクールにて、この研修の学びを活かし、より多くの気づきや発見、知見が得られるよう努めます。
貴重なご講演や現場見学でお世話になりました先生方や企業の方々、貴重な機会をいただいた日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアムの皆様には感謝します。ありがとうございました。
11田中 大貴(大阪大学 修士1年)
 普段は体験することのない貴重な体験をする事が出来、とても充実した3日間でした。特に印象に残っている事が3つあります。
 1つ目は、洋上風力発電について学べた事です。大学教授、企業、同参加者、地元の人々の声を交えながら、様々な視点から洋上風力発電について考える事が出来ました。さらに洋上風力発電の現場を見る事も出来、実際にイメージがしやすくなったので、今後の学習にも活かしていきたいと思います。
 2つ目は、OPIT認証HUETコース受講です。水没したヘリコプターからの脱出ということで、息ができないことや、浮力で体をうまく動かせないことから恐怖を感じることもありましたが、徐々に慣れる事が出来ました。今後もしこのような事故に直面した場合、こういった経験をしているのとしていないのとでは大きく生存率が異なると思うので、落ち着いて行動したいです。
 3つ目は、漁業体験です。早朝に船出し、カツオ漁と船釣りを体験しました。以前からやってみたいと思っていたことだったので、純粋にかなり楽しかったです。大漁でした。自分でとった、とれたての魚は今まで食べた魚の中で一番美味しかったです。
 最後になりますが今回このセミナーを開催してくださった日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアムの方々、それをサポートしてくださった関係者の皆様、共に参加したメンバー、民泊先や漁師の方々、貴重な体験をさせて頂き本当にありがとうございました。このセミナーで培った経験を今後に活かしていきたいと思います。
12林 大貴(大阪府立大学 修士1年)
 今回の現場体験セミナーでは、非常に多くの経験を積むことができました。
OPITO認証HUETコースの受講では、水没したヘリコプターからの脱出訓練を行いました。水没したヘリコプターの中での視界は不明瞭で、シートベルトによって身体は拘束されている状況なので、予め脱出することを想定し、手順を守り冷静に対処しなければいけませんでした。特に、ヘリコプターが転覆し、天と地が逆になって水没するシチュエーションでは、耳や鼻の中に水が流入してきて少し痛いので、冷静さを欠かないように強く意識する必要がありました。
 何をするべきか予め分かっていて、脱出することだけに集中できる今回のような環境でもはじめは頭が混乱し、脱出の手順を間違えそうになることがありました。実際にヘリコプターに搭乗する際には予め避難時の経路や避難時に有効な器具の使い方を確認し、事故に直面した際には今回の経験を活かして冷静に脱出したいです。
洋上風車の見学では、五島沖で稼働している洋上風車「はえんかぜ」を間近で見学することが出来ました。講義の中で予め日本における洋上風車と世界の洋上風車の現状と展望を学び、「はえんかぜ」の設計に携わった戸田建設の方々に完成までのプロセスや稼働状況について解説して頂いていた為、知識の拡充と現場の体験とを円滑に接続することが出来ました。現場では風を受けて風車が回転していましたが、想像よりも遥かに騒音が小さいことには驚かされました。また、例え騒音が小さくても風車の回転による振動が洋上風車周辺の生態系に悪影響を及ぼしているのではないかとも考えましたが、実際には洋上風車の海面下の構造部分には多様な生物が生息しているという事実を知り、驚愕しました。
 地元の漁業関係者のもとで漁業体験をした際には、洋上風車について議論をし、漁業者から見た洋上風車についても学ぶ事が出来ました。改めて海洋技術者と漁業者との認識を共有し、お互いに協力し合うことの重要性について考えさせられました。
 私は、今回の現場体験セミナーにおいて、リスクという観点から物事を注視し、特に洋上風車が生態系へ及ぼす影響や周辺住民(特に漁業関係者)に与える影響に関して重きを置いていましたが、体験セミナーを通して実際の経験から知識を得ることが出来たことは大変貴重なものであると感じました。このような機会を提供して頂きありがとうございました。
13星野 安泉(東京海洋大学 修士1年)
 私は現在までに船舶に関連する機器の構造や扱い方などを講義や実地で学んできました。一方研究で電池推進船を扱っており、電力供給の方法にも関心を持ちました。中でも洋上風力発電に興味を持っており、千葉で開催された着床式洋上風力発電に関するセミナーにも参加しました。今回は、浮体式の風車の見学ができる点に魅力を感じ応募しました。日本サバイバルトレーニングセンターでのHUETコースの受講は、想定していたよりも有意義な体験でした。 参加前には、ヘリコプターの安全と脱出と題した講義があり、実際に墜落したヘリコプターの映像を見た時にとても恐怖を感じて「ヘリコプターには乗りたくない」とさえ思いました。
 一方で、この危機感から、普段利用する飛行機やホテルの非常口や脱出方法などを確認するようにしようという思いが生まれ、安全意識の改革が行えたことは非常に有益でした。実際に訓練を行い、無事に資格を取得することができて満足しました。
 次に、戸田建設の中川さんや、長崎大学の織田先生の講義を聞き、浮体式洋上風力発電風車の見学をしました。この講義で最も印象に残ったのは、構想から実現までにかかる時間の長さです。
洋上風力発電が盛んな欧州でも約20年の年月がかかっているとのお話をお聞きして、自らの研究もより長期的な視野を持って進めていかなくてはならないと実感しました。実際に導入に際するルール作りが強固に行われなければ、 利益を重視した企業などによる安全面の軽視に起因する信頼性の低下が懸念されるとのお話もありました。一方で漁業者との確執は完全に取り除くには、入念なすり合わせが必要だとも感じました。
 最終日の朝には漁業体験という貴重な経験もでき、大変充実した3日間となりました。最後になりましたが、このようなセミナーに参加する機会を与えてくださった関係者の皆様に深く御礼申し上げます。
14松本 隆登(大阪大学 修士1年)
 私は洋上風力発電と漁業の協調に興味があります。そこで、洋上風力発電、漁業両方のポテンシャルがあり、協議が進められている五島列島沖についての理解を深めたいという思いから応募しました。限られた日数ではありましたが、OPITO認証HUETコースの受講、浮体式洋上風車「はえんかぜ」の見学、専門家方々の講義、民泊・漁業体験と本当にたくさんの貴重な経験をさせて頂きました。普段の大学生活では経験することができないことばかりでとても楽しかったです。
【OPITO認証HUETコース】
海上に不時着したヘリコプターから脱出する訓練を行いました。
水中での転覆時を想定した訓練は想定していたよりもハードなもので、初めて機体が回転したときは恐怖と焦り感じました。しかし、訓練を重ねるにつれて少しずつ冷静さを保てるようになっていきました。緊急時こそ取り乱さず冷静にいることが大切であると学びました。
【洋上風車「はえんかぜ」の見学】
戸田建設の方に洋上風力発電に関する講義をして頂き、実際に五島列島沖において稼働している風車の見学に行きました。実際に見る風車は想像よりも遥かに大きく迫力がありました。しかし、騒音はほとんどなくとても静かでした。事前に説明を受けてからの見学だったので、講義で聞いたことを実際に自分の目で確認することができて嬉しかったです。
 またこれら以外にも、全国の学生との交流、五島列島の豊かな自然、住民の方の温かさなど様々な経験をしました。最後になりましたが、このような機会を用意してくださった関係各所の皆様方と、3日間という短い間ではありましたが共に学びあった仲間たちに心より感謝申し上げます。
15守津 颯哉(日本大学 修士1年)
 今回参加させて頂いたセミナーでは、HUET(ヘリコプター水中脱出訓練)と長崎県の浮体式洋上風力発電施設の見学や講義等を通じて、洋上における海洋再生可能エネルギーのポテンシャルの高さと、洋上への移動時にはリスクが伴うことを体感しました。HUETでは、日本サバイバルトレーニングセンターでヘリコプターの水没・転覆を想定した脱出訓練を行いました。ヘリコプターからの脱出というのは今までにない体験であり、とても貴重な経験をさせて頂きました。 ヘリコプターに限らず、非常時の対応を確認しておくことで、その手順を冷静にこなし生存率が上がる事をこの訓練で学ぶことができました。
 また私は現在、浮体式洋上風力発電に関する研究を行っているのですが、織田様や戸田建設様からの講義を通して海洋再生エネルギーの将来性を改めて実感し、五島列島で実際に発電を行なっている浮体式洋上風力発電の実機設計までのプロセスや台風などの災害時における風車の制御・技術面に関して、事業者としての視点で大変興味深いお話を拝聴させて頂きました。そして実際の浮体式洋上風力発電施設の見学では、幸いにも風況が良く圧倒的なスケールで回転している風車を間近で目にすることができ非常に感動しました。
 そして2日目から最終日にかけては五島市の民家に宿泊し、食事や漁業体験を通して地元の方との交流を深めることができました。風車の設置には地元の人々の理解が必要不可欠な中で、洋上風車の必要性や環境(特に漁業関係)影響など、様々な意見を共有させて頂きました。
 その他にも、このセミナーでは乗船の機会が多く、博多港から福江港までのフェリーや民泊時の漁船などの乗船は貴重な経験となりました。
 最後になりますが、このセミナーに参加した学生の皆様とは大学や研究の垣根を越えて様々なお話をすることができ、非常に有意義なセミナーになりました。そしてこのようなセミナーを用意して下さった日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアム様、また洋上風力発電施設見学および講義では戸田建設様、織田洋一先生、浦環先生、そして民泊でお世話になりましたご家族に改めて御礼申し上げます。 このセミナーでの貴重な経験を生かして、今後の研究活動や将来の海洋開発に携わることができるよう研鑽していきたいと思います。
16柳澤 岳人(東京大学 修士1年)
 私は普段海中ロボットについての研究を行っており、実際に現場でどのように運用されているのかということと、以前から興味のあった海洋におけるエネルギー開発について、より知識を深めたいという思いから今回の現場体験セミナーに参加しました。このセミナーでは様々な体験をしましたがその中でも印象に残った3つの体験について述べたいと思います。
 1つ目は、OPITO認証訓練のHUET(ヘリコプター水中脱出訓練)コースについて、実際の場面を想定していくつかの訓練をしましたが、その中でも特にヘリコプターが横転したシチュエーションでの訓練では、水中で椅子に座ったまま上下逆さまになるという体験をし、思っていたより恐怖を感じました。しかし、訓練前の講義や訓練中のアドバイスがあったため落ち着いて訓練を修了することができました。
 2つ目は、浮体式洋上風車の見学について、ただ遠くから眺めるのではなく風車の近くまで行くことで、風車を間近で見てその大きさと迫力を感じました。また、直前に洋上風車についての講義を受けていたことで風車の傾きや海上からブレードのトップまでの高さ、ブレードの大きさといったことに注目して見学をすることができ、より有意義な体験になったと思います。
 最後に、漁師さんの家に一泊したことについて、新鮮なハガツオの刺身や食べきれないほどの手料理を夕食と朝食に頂きました。また、一緒に泊まった仲間と漁師の方と洋上風車ができたことによる影響などについての話などもでき、それもまた普段はできないような体験ができたと感じました。
 以上のような体験、先生方や企業の方の講義、海洋分野に興味を持つ同世代との交流ができ今回のセミナーを通して非常に多くの物を得ることができたと感じました。これからの研究生活に今回の経験を活かしていきたいと思います。


【参 考】
OPITO認証HUET(ヘリコプター水中脱出訓練)コース
長崎浮体式洋上風力発電施設見学
・2016年の様子
・2017年の様子
・2018年の様子


【問い合わせ】※大学名、氏名の記載がないメールには返信いたしかねます
〒107-8404 東京都港区赤坂1-2-2 
日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアム事務局
TEL: (03) 6229-2611 / FAX (03) 6229-2626
E-mail: ocean_innovator@ps.nippon-foundation.or.jp




ページの先頭へ