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2021年08月12日

学生向けイベント

募集終了しました

課題解決型 海洋開発人材育成プロジェクト演習

日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアムでは、海洋開発人材の育成のため、課題解決型プロジェクト演習(Project based Learning:PBL)のプロジェクト演習を実施します。
今回の演習は、本コンソーシアムの会員企業である、日本郵船株式会社ジャパン マリンユナイテッド株式会社株式会社商船三井川崎汽船株式会社戸田建設株式会社株式会社INPEX三菱造船株式会社の7社よりビジネス上の実際の課題を提供いただき、3, 4名のチームで約5ヶ月かけ、その解決策を提案するものです。
本年度は、関東(東京大学)、関西(大阪大学)の2つの拠点として開催します。初回キックオフおよび最終プレゼンテーションは東京での実施を予定しています。(新型コロナウィルス感染症の状況によって、オンライン開催に切り替える可能性があります)

開催概要

主 催 日本財団 オーシャンイノベーションコンソーシアム
共 催 大阪大学大学院 工学研究科 地球総合工学専攻 船舶海洋工学部門
協 力 大阪大学大学院 工学研究科 飯田隆人 助教
東京大学 新領域創成科学研究科 平林紳一郎 准教授
実施期間 2022年9月17日(土)~2023年1月28日(土)
開催場所 大阪大学吹田キャンパス、東京大学本郷キャンパス、またはオンライン(予定)
定 員 25名程度 ※応募者多数の場合は、書面審査にて選考を行います。
参加条件
  • 将来日本において海洋開発に携わることを目指している方
  • 関連する技術を学ぶ日本国籍を有する学生
  • 本事業の広報の為、プログラム風景を含む個人情報をWeb等にて公開することについて、同意していただきます。
  • 本セミナー終了後1週間以内に所定の書式にてアンケートを提出していただきます。
今年のお題 今年のお題が決定!企業が直面するビジネス課題に、その解決策を提案しよう!

1)日本郵船株式会社
  ■今年のお題:「我が国の海事産業が抱える課題を解決する海洋事業を提案せよ!」

2)ジャパン マリンユナイテッド株式会社
  ■今年のお題:「100km沖合の再エネによる電力の価値を最大限に高めよ!」

3)株式会社商船三井
  ■今年のお題:「CO2排出量をゼロにする新しいエネルギーサプライチェーンを提案せよ!」

4)川崎汽船株式会社
  ■今年のお題:「今後の日本におけるCCS(Carbon dioxide Capture and Storage: 二酸化炭素の回収・貯留)の展望を見据えた上で、当社のCCS事業のあるべき姿を提案せよ!」

5)戸田建設株式会社
  ■今年のお題:「洋上の風資源を用いたエネルギーの上手な作り方、使い方を提案をせよ!」

6)株式会社INPEX
  ■今年のお題:「従来のオフショア石油・ガス開発事業とのシナジーを考慮した新規事業の提案をせよ!」

7)三菱造船株式会社
  ■今年のお題:「海洋ゴミを効率的に回収するシステムコンセプトを設計せよ!」
応募方法
応募締切 2022年9月5日(月)23:59
結果通知 2022年9月7日(水)までにメールにて通知します。
参加費 無料
※参加者には別途旅費が支給されます。(上限あり)
※新型コロナウィルス感染症の状況により変更がございます。
スケジュール ※現時点での予定であり、予告なく変更される場合があります

■キックオフミーティング(東京大学もしくは日本財団):2022年9月17日(土)午後(調整中)
・趣旨説明
・各企業より課題の説明
・チーム分け
※学生はチームビルディングの観点から原則、対面での集合を想定しています。
■定期ミーティング(オンライン)
・隔週開催
・各チーム全員参加必須
■企業への進捗報告(オンライン)
・企業と各チームで調整の上、実施
・可能であれば企業への訪問
■中間発表(オンライン):2022年11月5日(土)午後(調整中)
・参加者:学生、メンター、コンソーシアム会員企業、日本財団
・各チームが暫定の提案を発表
・フィードバック
■最終発表@日本財団(予定)、2023年1月21日(土)午後(調整中)
・参加者:学生、メンター、コンソーシアム会員企業、大学教授、日本財団
・最終発表
・審査員による投票で最優秀チーム決定
・懇親会
※最終発表は東京を予定していますがコロナ感染症の状況によりオンラインでの発表になる場合があります。
旅費支給
  • 下表に基づき、旅費の補助を目的とした奨学金が支給されます
  • これは、東京での開催を予定している①キックオフミーティング、②中間発表、③最終発表の各回について、対面出席した場合の1回あたりの支給額です。欠席時・リモート参加時は支給対象外です。
    例:北海道の大学に在学中の学生で、上記①、②、③の全ての回に対面出席した場合:総支給額は、162,000円(54,000円×3回)
会場 都道府県 支援内容
東京 北海道、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 54,000円
鳥取県、島根県、山口県、徳島県、愛媛県、香川県、高知県 44,000円
青森県、秋田県、広島県 29,000円
岩手県、福井県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、岡山県 24,000円
宮城県、山形県、富山県、石川県、愛知県、三重県、滋賀県 19,000円
新潟県、福島県、長野県 14,000円
茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、静岡県 9,000円
東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県 1,000円
昨年の様子 こちら
昨年度参加学生の声
(一部抜粋)
  • 一から事業を提案するという課題に取り組む上で、ただ案を考えればいいのではなく、売り込む先はどこなのか、規制に引っかからないか等考えることが多く、そういった経験を積める機会は貴重な体験でした。
  • 大学や大学院では、PBL研修のようにチームで答えのない課題に取り組むといった授業などはありません。加えて現在、企業が抱える課題を企業の方々と取り組むことができたことで、視野を広く持つ大事さなど多くを学ぶことができました。
  • 国の洋上風力・水素産業の長期的な方針だけでなく、各国の洋上風力・水素産業の動き等を調査の中で知ることができました。
  • 各特別会員の活動について、HP上の情報だけでない、事業の背景や競合との関係性など多くを知ることができ、今までの知識が深化したと感じています。
  • ある企業のインターンシップで2日かけてPBLを行ったのですが、今回のように長期ではなかったため、事業提案に限度がありました。しかし今回、長期でPBL研修を行うことができたため、ステークホルダーとのコミュニケーションなど自チームの提案を掘り下げするための時間を取ることができました。参加して非常に良かったと思います。
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〒107-8404 東京都港区赤坂1-2-2
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